家づくり「どんな順番で進むの?」編
リノベーションや新築工事だと、一体何から手をつけていいか分からないですよね。
こんな家に住みたいという意見は何個かはあるけど、全体が分からないなという方がほとんどです。
新築のケースで、出来るだけ分かりやすくご説明致しますね。
順番に書いていきますね!
①土地探しとビルダー探し
まず建築会社でお好きなところがあれば、何も決まっていないくても声を掛けるというのは、かなりおすすめです。土地も決まっていないんだけど、〇〇までにはどこに家が建てたいんですという想いだけでもオッケー。
建築会社は月に何件も家を建てているプロです。
一気に背中を押して、順番を教えてくれたり、代わりに無料で動いてくれたりと心強いです。
この時に、急に契約を迫ったり、なんか怪しい雰囲気を感じたら一旦止まって別の会社も見てみましょう。
肌があう担当者とはスムーズでストレスなく話が進むはずです。
土地はネットで見れる時代です。常にチェックしていい場所を狙っておきましょう。
土地が見つかるときには、建築会社の当てがあるほうがいいです。
それは、土地の融資や建物の融資をまとめて担当者が動いてくれるからです。
②建築プラン
まずは、細かなデザイン(タイルやクロスや植栽など)は伝えますが、あまり打ち合わせで固執しないようにしましょう。とっても大事なポイントで、軽く見ているわけでは決してないんですが、優先順位です。
まずは、配置や図面や窓のサイズなどを優先的に確定し、概算見積もりをはじいてもらいましょう。
ここで、完璧に図面や仕様を決定したくなるんですが、それはやめといたほうがいいんです。
え??なんで??後で変わるの嫌なんだけど。
③契約
お気持ちはとってもわかるんですが、2つ理由があります。
1つ目は、ハウスビルダーも契約してないのに、ずっと無料で打ち合わせして、デザインも煮詰めて、やっぱやめときますとなると、お仕事上、厳しいという点です。
また、デザインも簡単に流出してしまうので、無料でデザインまで出すことは、デザインにこだわる会社ほど難しいんです。
2つ目は、契約してから、確認申請という申請を役所に出し、古い家があれば解体し、造成し、確認の許可が降りてようやく工事ができます。ざっと2ヶ月ほどかかることもあります。
もし細かな打ち合わせをずっと行い、いつまで経っても確認が出せないと、単純に2ヶ月も工事が遅れることになります。
全て決めて契約!とこだわると逆に早くして欲しいのに空白の2ヶ月が訪れます。
しまった。子供の入学に間に合わない。。アパートの年契こ更新跨いじゃった。。
など、がっかりする結果に。
なので、おすすめは先に契約をして、図面を固めて、デザインの方向性の打ち合わせが終わったら、確認申請を出し、クロスなんかはゆっくりその間に選ぶ、なんなら、家が建って、クロスを貼る直前に決めてもいいわけです。最初から、どんな素材にしたいかを伝えておけば、金額が大幅に変わることも避けられます。
④融資関連
家の契約が終われば、土地の支払いや家の支払いに関する銀行やフラットさんとの打ち合わせや資料作りもハウスビルダーさんが協力してくれます。とっても頼もしい瞬間だと思います。
難しい話がどんどん行われ、大金が動き、印鑑をたくさんつかされる時、信頼できる担当さんがそばで意味を教えてくれて、フォローしてくれるのはとっても安心です。
⑤工事
細かいところは省きますが、工事が始まればあとは細やかな部分の打ち合わせをしながら建築を見守ります。
建築中に思いつく変更なども出てきますよね。きっと契約まえにどれだけ考えても、この段階で変更は思いつくものです。なんでも現場監督に相談してみましょう。追加費用はかかりますが、なんでも早いほうがいいですよ。
ざっくりとご説明してみました。
ライターさんの書く雑誌の資料ほどの情報量はありませんが、現実に起こるあるあるから、感覚をつかんでいただけるように書いてみました。
ご参考になれば幸いでした。
酒井でした。